かなり短いさくらエロ 「はうー、どうしよう……」 木之本桜は友枝小学校の4年生。 明朗快活で心根が優しい子、おまけにやたらと可愛いと来ていて、学校、ご近所の人気者だ。 だけども、今日はどことなく憂鬱そうな顔をして、俯き加減で歩いている。 「お父さんやお兄ちゃんに聞くこともできないし」 と、ため息混じりの落ち込んだ声で呟く。何か困った事でもあったのだろうか? 「やっぱり、知世ちゃんなら何か分かるかなぁ」 しばらく立ち止まって悩んだ末に、バス停のある方向へと足を向ける。 どんよりと曇った空からは、今にも雨が降ってきそうだった。 ぽかぽかと続いていた陽気が不意に途切れて、にわかに冬に逆戻りしたような、そんな冷たい雨が降る午後の事。 大道寺知世は自室の暖炉の前に腰掛けて、静かに針仕事をしていた。 その手つきは素人とは思えないほどに慣れた、丁寧な物で、プロの仕事と比べても遜色無い。 デザインも緻密で洗練されており、また、それを着る女の子の可愛さが最大限に引き立つように配慮がなされている。 「できましたわー。これでちょうど150着め」 知世はその服を着ている女の子の姿を想像し、思わず笑みをこぼしていた。 自分の好きな女の子に、自分が作った可愛い服を着てもらうという事は、何者にも代え難い至福感がある。 しばらく手を止めたままに、妄想による幸福感に浸っていると、ドアがノックされ、屋敷勤めのメイドから不意の来客が告げられる。 訪問者はいずれその服を着る事になる女の子だ。知世はにっこりと微笑んで、すぐに通してくれるように頼む。 「まぁ、さくらちゃん。いらっしゃいませ、よく来てくださいました」 知世は急な友人の訪問を喜んで迎えた。さくらが連絡も無しに来るなんて今まで無かった事だ。 「ほんとにごめんね、急に来ちゃって」 「お気になさらないでください。ちょうど着ていただきたい服もありましたし」 さっき仕上げたばかりの服を早速試着してもらおうというのだろう。 さくらはいつものように苦笑いするが、その顔には元気が無い。 不安げに何かもじもじしてる友人の様子を知世は気遣わしげに見る。 「どうかなさったんですか?」 「うん……実はね」 広い部屋には二人以外誰も居なかったが、知世に近づくとそっと耳打ちした。 知世はさくらから事の次第を聞かされて驚く。 「まぁ、それは。おめでとうございます、さくらちゃん。今夜はお赤飯ですわね」 「ほぇ? なんでお赤飯なの?」 知世はにこにこするばかりでそれには答えず、メイドを呼んで夕食に赤飯を付けてくれるように頼んでいた。 ますますわけのわからないさくらである。 「どうしたらいいんだろう」 悩むさくらと、うーんと首をひねって考え込む知世。 こういう話は女の子同士の方がしやすいのは確かであるが、知世も人伝いに聞いているだけで 実際にどのように対処すれば良いのか。という事は思い浮かばないようだった。 ちょっとの間考え込んでいたが、やがて意を決してさくらに言う。 「……とりあえず見せていただけませんか?」 知世のとんでもない言葉に驚き、赤面するさくら。 「えっ……知世ちゃん。それはちょっと……」 だが、知世の熱い眼差しに観念したのか仕方が無く頷く。 「やっぱり……見てみないとわからないよね」 「すみません」 申し訳なさそうな言葉とは裏腹に興味津々という様子だ。さくらはため息を付いた。 「……分かった」 顔を真っ赤にしながらスカートをたくしあげると、下着には生々しく血の後が残っている。 「今はこれどうなさってるんですか?」 「ティッシュで押さえてるんだよ」 「それじゃあなおさら、きれいにしとかないといけません」 「じゃあ、いいですか?」 「あんましよくないけど……」 知世の手が下着にかかる。 「はうー……やっぱり恥ずかしいよぉ」 「大丈夫ですわ、さくらちゃん。安心なさってください」 ゆっくりゆっくりと下着を下ろしていく。 「なんか知世ちゃん目が恐いんだけども……」 「おほほほ。こういう事は慎重を要する作業ですから」 言葉の通り慎重に、なんとか膝まで下ろしてきた。 股あての部分にはさくらの言うとおり、ティッシュが何枚か重ねられており、それが血を受け止めていた。 受け皿を失った雫はみるみるうちに溢れ、真っ赤な血が、つぅっ、と白い腿に一筋流れる。 「さくらちゃん、痛みとかはあるんですか?」 「ううん……今あんまし痛くないよ。でもお腹がなんか変な感じがする」 再び少し考え込む知世。だが 「とりあえず、血を何かで拭かないといけませんわね」 そう言うが早いか、知世が血の伝う足を舐めはじめたのだ。 「だ、だめだよ、知世ちゃん。汚いってば」 「そんなことありませんわ。さくらちゃんのですもの」 「うーん、普通に血の味がしますわ」 「……知世ちゃん」 ぺろぺろと太股をはい回る舌に、さくらは赤面して体を震わせる。 「やだ、くすぐったいよ……」 舌は次第に上へ上へと向い、血の流れ出る源、ぴっちりと閉じているスリットにまで辿り着いた。 「だめだってば……これ以上は」 だが、抗う声は弱く、知世もそれに構う事なく舌を差し入れた。 「やんっ」 びくっと大きく震えるさくら。皿を舐める猫のように、知世は丹念になめ回していく。 血とは違う、透明な液体がとろとろと滲み出てくる。 「大分きれいになりましたわね」 さくらの様子を見て、知世は仕上げにかかったる。 包皮に包まれた肉芽を唇でついばんで、飴を舐めるかのように刺激していく。 「だめっ……知世ちゃんやめて」 少し焦点が合ってない目で抗議するが、体の力が上手く入らず、今にも床にへたりこんでしまいそうだ。 力が抜けていく体を知世はそっと支えてやる。 「あとほんのちょっと、我慢なさってくださいね」 肉芽を吸うようにして露出させ、それに歯を当てた。 「……っう!!」 頭の中が真っ白になるような声にならない感覚に、さくらは身を任せる他は無かった。 体の感覚が全く無くなり、全身から力が抜ける。 「はい。こんな感じでどうでしょう?」 結局、知世に生理用品の使い方を教えてもらったさくら。だが、少し不満顔である。 「ひどいよ知世ちゃん。なんで最初っから教えてくれなかったの?」 「だからって何も……あ、あんな事しなくても」 珍しく友人に対して怒ってるさくら。 「ごめんなさい。さくらちゃんを見てたらつい……」 しゅんとする知世。これもまた珍しい事だ。 さくらはため息を一つついて頷くと、いつもの笑顔に戻った。 「うん……もういいよ、知世ちゃん。その代わり」 知世に顔を寄せて耳打ちする。 「今度は私が知世ちゃんにしてあげる、ね」 06/05/17 怠惰鋏