例大祭の当日、及び前日は、運の良し悪しのみで見たところ明らかに最悪だった。 20日(夜)  この時点でまだCDは一枚も焼いておらず、ふとあることに気づいたのである人物へメッセを送る。  そして夜にも作業できるから焼くのは二時からで良いだろうと思っていたことも含め、そもそも今日は帰れないからと言う親の電話を勝手に解釈した自分が悪かった。 21日(夜更け)  返信は二時ぴったしくらい。すぐに作業を行いCDを焼き始めようとすると、親が帰ってきた。ちょ 今日は帰れないって朝の帰りになるって意味じゃないのかよ。しかしこのまま作業をやめるわけにもいかず、そのまま作業をしているとどうにもうるさいらしく割と本気で怒ってくる。どうやら本気で疲れていて眠いらしいのだけど、奇遇だな、俺も丸二日以上寝ていないんだよこのやろう。  お互いかなりいらいらいしていたのもあって少しばかり口げんかという更に疲れるようなことをして時間がなくなる。近所迷惑っぷりは異常じゃなかっただろう。その後なんとか親を寝かせて急いでCDを焼くがタイムアップ。全然焼けてないよ。どうしよう。 21日(早朝)  すぐさま荷物を纏めて駅へ走る。しかし間に合わず。目の前で言ってしまう電車。次は30分以上後らしい。  家に戻る時間もないのでそのまま駅で待つ。この時間はかなりもどかしかった。 21日(朝)  新幹線はさらに待つ必要があるらしい。もりさんとの待ち合わせは9時だったのに間に合わない。  もりさんに電話しようとしたが番号を控えた紙を忘れてきたらしい。最悪だ、俺。  9時ちょっとすぎにもりさんから電話が入る。ものすごい愛想の良い声が聞こえてきた。ちょうど近くに車掌がいたので長話をするわけにもいかず、大した挨拶もせずに遅れる旨を伝えてすぐに電話を切る自分。どこぞの不良だってここまで礼を欠いてないだろう。  池袋に着いたのは10時ちょうど。一時間も遅刻してるよ。中央口で待っていてと言われたので待つがそれらしき人物がいない。何度か電話してキオスク前で待っていてと言われる。キオスクって何? と本気で思ったけれど近くにKIOSKの文字。これか。  すぐにもりさんと合流。時間もないのでここでもそれなりの挨拶しか出来なかった。もりさんは物腰が丁寧でかなり良い人だった。  そして早歩きで会場を目指す。暑い。人多い。もりさん速い。自分の荷物はCD+α。αは実家に置いてた持って帰る予定のスキャナとか着替えとかいろいろ。実のところこっちの方がはるかに重かった。  会場に着いた時点で死にそうだった。スペースに行くと、何も分からない自分にいろいろ説明してくれながら準備もしてくれるもりさん。自分はというと何もしていない。もりさんには売り子も手伝っていただけることになり本気で助かりました。  そして隣のスペースに挨拶もし、何も分からないまま即売会が始まってしまった。 21時(昼)  蒸し暑い。喉がからからだった。冷房は起動しているらしいけどもう古いらしく、天井から雫がもれる恐怖の設備だと準備委員会は言っていた。目の前には男幕。飲み物を買いに行きたかったけど外に出れそうになかった。  12時半にはCDはなくなった。大した量も焼けてなかったしそんなものなのだろう。本気で何をやっているんだろう自分、と妙な虚しさを感じた。  ちなみにもりさんは売っているのは本じゃないんですかと何度も聞かれていた。多分本なら更に売れていたんだろうと思う。  挨拶には竹林さんやらエイメーンさんやらヒルドイドさんやらめるぽさんやらネクソンやら羊さんやらが来た。何度も言われていたけれど、ネクソンは格好よかった。そして自分と全く似ていない兄に結構似ていたことも含めて二重の意味で驚いた。他にもいろいろな人が来ていたと思うけれど出来れば名乗って欲しかったです。挨拶とかしたかったので。ただにやにやしながら買いに来ている人は確実に本スレ民だっただろうと思う。あまりしゃべられなかったので少し悔いが残りましたがまあそれはそれで良いのかもしれない。  即売会中は時間が経つのがやけに速いように感じた。一つしかない椅子を自分ばっかり使っていたのでもりさんには申し訳なかったと思う。  隣のしいにゃんさんと和やかに話したり、神主のCDをもらったり、謎の男の人が、天使で妖精で人間であるらしいヒーリングリリーホワイトというキャラを描いた紙をみんなに無言で配っていたのが印象に残りつつ、自分は自分で結構楽しんでいたように思う。 21日(即売会終了)  本日はお疲れ様でしたと挨拶をして解散。即売会がどうなるか分からなかったのでオフ会に出る予定もつくらず、今にして思えば少しくらい出たかったなあ。とにかくもりさんと別れた後改めて辺りをうろついた。前回の例大祭では八割完売とか聞いたけど今回は完売してるの二、三割くらいじゃないかなあと思う。  しばらく歩いていると落書きコーナーを発見し、隅っこの方でネクソンが膝立ちでチルノ描いてた。声をかけようと思ったけどあまりリアルだと能動的になれない+勇気がなかったのでそのまま通り過ぎ、ちょっとだけ落書きをしていった。そういえばヒルドイドさんもいたと思う。三人くらいで何か話していた。もしかしたらあそこらへんにはたくさんの本スレ民がいたのかも知れないけど自分には知りようのなかったことだと思う。 21日(夕方)  アフターイベントに出る予定はなかったので池袋駅を目指して歩く。手が痛い。相変わらず荷物は重かった。  すると迷子になった。道覚えられないというよりやはり近道をしようとして間違える。駅に着いた時点で満身創痍。時間的にはどうも今日中に帰るのは無理そうだった。  ならば夜間のやつで帰ろうと、それまで時間が有ることも含め秋葉原に行ってみた。しかし結局同人ショップなどに行くこともなく、ゲーセンで時間をつぶす。例のエロカワイイあれは見ていただけだったが弾消しゲーの印象をもった。 21日(夜)  さらに一悶着二悶着あったのだが、割愛させていただく。  帰りは指定席だったのでそこに座ると一瞬にして気を失い、思えばそれまで丸三日寝てなかったんだなあと感慨深かった。 WEB公開はどうすればいいのか検討中。日本語表記のものを全部ローマ字にしなきゃいけないしでもう少し時間をくれーくれー時間をくれー